>事前打合せでは出てこなかった細かい協議事項がたくさん!
前回のブログ(こちらのページ)でも掲載しましたが、今回は着工中に不具合が発生したケースを紹介します。

<CASE1>
図面中のサニタリーに姿見の記載がなかったので設置されず、粘着ローラーが手洗い後にしか設置できない動線になっていた。図面に記載がなかったことが原因だが、食品工場であれば姿見で作業着を確認するのが常識であり、暗黙の了解である。設計、現場管理者のミスであるが、軽微なものであったのですぐに対処できた。

<CASE2>
汚染区と準清潔区の界壁を通って導入機械から「モノ」が通過するが、設計、現場管理者、機械業者とのコンセンサスがとれていなかったため、後工事となった。基本的に設計、現場、機械業者のコミュニケーション不足から起きたものである。「機械は機械業者に任せておこう」と建設会社の現場管理者は考えており、設計者も機械を理解しておらず展開図に記載されていなかった。機械業者も仕様書や図面を渡したから理解しているだろうと思っていたために発生した単純ミスである。

<CASE3>
HACCP認証に必須のため、アドバイザーの指示により着工中にパスボックスを急遽設けることになった。定例会で打合せされたため、対応が可能であった。このように認証のために仕様変更や設計変更は工事期間中にも出てくる可能性があるので、指摘があった場合には建設会社にその旨を伝える必要がある。

TOP FACTORY 事例

シンコーメタリコン(滋賀)

1933年京都で創業し、溶射技術を追求してきた専業メーカーとして、日本のものづくりの発展に大きく貢献。さまざまな溶射技術を駆使することで、物質の表面を改善・改質し高耐久・高寿命・高品質を確保することが...

KITAKAMI O2 小田島組(岩手)

昭和 45 年に岩手県北上で創業。公共事業(道路改良工事、舗装工事、防潮堤工事、法面工事)とIT 関連事業を扱い「スコップとパソコンを使える社員の育成と、顧客満足を第一とした仕事を行うこと!」がモット...

矢島木材乾燥(秋田)

秋田県由利本荘市でフローリングの製造・販売を行っている矢島木材乾燥株式会社。1947年(昭和22年)、鳥海山にあるブナ材を主たる原料にした無垢フローリングのメーカーとして歩み始めました。国内で複合フロ...

藤沢工業(岐阜)

1964年、岐阜市日野で創業者藤沢時男が車両部品の溶接加工業として始めた藤沢工業。1970年には株式会社として設立。現在ではオフィス家具を中心とした数多くの製品を開発・製造。オフィス家具のブランド「T...