【人、モノ、水、空気が制限できてるかチェック】
>見積もり前にプランを決めよう
前回のブログ(こちらのページ)でも記載しましたが、「人」、「モノ」、「水」、「空気」が交差汚染されていないプランニングが必要です。例えば「人」はサニタリーから汚染区を介して清潔区に入室しないこと。「モノ」が一方通行で流れているかは図面を見れば分かりますが、図面上で理解しにくいのが「水」、「空気」です。
「水」の上水道や塩水、処理水はどこで必要なのかを指示すれば問題がありませんが、排水は床スラブ下が絡むのできちんと確認をしなければなりません。
「側溝の表記はあるが、一体どこへ流れるのだろうか?」食品工場の経験の無い建設会社だと汚染区の排水が清潔区を通る計画にしている可能性もあります。また、「空気」は図面からはチェックのしようがないので、建設会社に清潔区を陽圧にして空気が汚染区に流れるように計画しているか確認すべきです。
これら項目は見積りに大きく影響してくる項目で、目に見えない「水」、「空気」は建設会社との意思疎通ができてないと、後々追加工事発生による事業費拡大のリスクが潜んでいます。
>入荷から出荷の動線を建設会社と必ず一緒に見よう
製造するということは、原料の入荷→加工→製品化→出荷という流れになります。この工程において「人」・「モノ」・「水」・「空気」が交差汚染を起こさないようにプランニングする必要があります。建設会社と一緒に工場内をまわり、各工程での注意点や現状の作業動線とその問題点、新工場での希望を伝えましょう。施主であるあなたと建設会社。同じものを一緒に見て、共通認識のもとにプロジェクトを進行していくとよいでしょう。
の 事例
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